第13回大会のお知らせ

 日本精神分析的精神医学会第13回大会が平成27年3月13日から15日まで高知市文化プラザ「かるぽーと」内の高知市立中央公民館において開催されますことをお知らせします。

 本学会も13回目を迎え今回初めて新幹線沿線を離れ四国の高知という小さな地方都市で開催させていただくことになりました。これも当学会員の皆様をはじめご尽力くださった関係者の方々のご努力の賜であり心より感謝しております。

 今回の大会ではまず森信繁高知大学教授に「うつ病脆弱性と養育環境」と題し特別講演をお願いしました。我々精神分析的視点を持つ医師が日常直面する臨床現象を生物学的な側面からアプローチした研究について教えていただきます。

 パネルディスカッションのテーマは「この学会が目指す精神分析的精神医学を実践する精神科医の姿とは?〜力動的臨床の広がりと精神分析的専門性の統合を目指して」です。この学会が目指す精神分析的精神科医の姿について討論し今後の研修制度や将来の専門医制度への展望を学会メンバーで共有することが期待されています。

 シンポジウムのテーマは「エンアクトメント」としました。患者の内的世界がセッション内外の、患者と治療者双方を巻き込んで起こる無意識の行動化で外在化され、それをどう理解し扱うかは臨床上重要な問題として関心が寄せられています。今回は色々な立場から論じていただき「エンアクトメント」について多角的な理解を試みる予定です。

 その他、教育研修セミナー、症例研究(3時間)、会長指名演題、運営委員会指名演題、公募演題(すべて発表30分、討論30分)と豊富な内容と時間を準備していますので、初心者から臨床経験豊富な先生方まで多数ご参加していただけますよう心よりお願い申し上げます。

 

日本精神分析的精神医学会

第13回大会実行委員長 戎正司